アルバックヒューマンリレーションズ株式会社

  • 2025.04.09

真空装置・機器メンテナンス Y.Sさん

西日本センター 滋賀ドライポンプ課 Y.S 2009年入社

 

 

Q. どんな職場ですか?

ひとことで表現すると、メカ好きが集まっている職場です。オーバーホール作業は、おおよそ2週間を掛けて1台のポンプをリフレッシュしていく仕事になります。ドライバや六角レンチ、トルクレンチなど一般的な工具も使用しますが、対象が真空ポンプであることから隙間ゲージやマイクロメーターなど専門的な工具も使い熟す必要があり、機械をいじることが好きなエンジニアには堪らない職場です。そして、オーバーホール後に新品と変わらない性能を自身の手で取り戻させることができる仕事はSDGsの観点でも社会貢献を感じることができます。

また、mhrの風土といっても良いと思いますが、メンバー全員がお互いの仕事をカバーし合えるスキルとキャリアを備えていますので、お休みなども取得しやすく、プライベートも充実させられる職場ではないかと思います。

 

Q. 日頃のお仕事について教えてください。

真空ポンプの一種であるドライ真空ポンプのオーバーホールをしています。ドライ真空ポンプは主に半導体部品製造装置や液晶パネル製造装置に使用されるもので用途に応じて約20種類のポンプが存在します。

お客様からお預かりしたドライ真空ポンプは、機種毎に用意された要領書に従って、分解~洗浄し、消耗した部品を交換しながら再び組み立て、出荷検査をした後、お客様に納品します。このドライ真空ポンプは、おおよそ100点の部品で構成されており、10ミクロンメートル精度での調整も必要なため、慎重かつ丁寧な作業が求められます。

この一連の作業ではお客様に長く使用していただくために故障している部品交換はもちろんのこと、使用時間を勘案し、各パーツの劣化状況を現認した上で予防保全の観点でもオーバーホールの提案をさせてもらっています。また、故障による修理依頼があった際にはオーバーホール時に原因調査や推定も行ったりします。

 

Q. どんな時に、やりがいを感じますか?

お客様が不意の故障によってオーバーホールの依頼を受けた際には、お客様も1日も早くトラブルを解決されたい状況にあるため短期間でオーバーホールして納品させていただいた時に大変喜んでいただけます。やはり、そんな時には、大きなやりがいを感じます。

 

Q. これからの目標を教えてください。

現在はドライ真空ポンプのオーバーホールが中心の業務ですが、今後は、あらゆるメーカーや種類のポンプを取り扱えるようになりたいと考えています。