アルバックヒューマンリレーションズ株式会社

  • 2025.04.09

製造装置組立・メンテナンス Y.Hさん

東日本センター 八戸組立課 Y.H 2014年入社

 

 

Q. どんな職場ですか?

それぞれに担当している装置や機種があり、メンバー全員が強い責任感を持って日々の業務に取り組んでいる職場です。トラブルが生じた時などは、課題解決に向けて全員で意見を出し合い、お互いに助け合いながらゴールまで導いていく、そんな頼もしい精鋭、仲間たちが集っています。また時には何気ない会話で盛り上がり、なんでも気軽に話すことができる職場であったりもします(笑)

 

Q. 日頃のお仕事について教えてください。

金属、食品、繊維など身近な分野から半導体や新素材といったハイテク分野まで多様な産業で利活用される表面分析装置の組立を担当しています。前工程で生産された製品の出来栄えを検査する装置で、お客様が利用されるフェーズでは不良品が検出された場合などに、その原因分析をするための装置でもあるため、わたし達の製造工程でも高いクオリティが要求されます。

製造している装置の大きさは3m四方ほどの大きさが一般的で、約1,000種類の部材によって構成されています。大きな部材になると重量は100kgを超える一方で息を吹きかけると飛んでしまうような微小部材も同時に組み込んでいきます。そんな繊細な組立工程では女性陣が大活躍しています。担当する1台の装置には、さまざまな部材を組み込んでいくことになりますのでキャリアを重ねていくと自ずと高いスキルが備わっていきます。

組み立ては後は専用アプリで動作確認した後、テスタやサーモグラフィ等を駆使して導通絶縁試験、異常発熱などが無いことを確認してお客様へ納品です。このように製造技術と同時に検査装置を取り扱うスキルも身につけられる仕事となります。

 

Q. どんな時に、やりがいを感じますか?

お客様が装置を使用される現場では完成品である検査装置は正常動作することが当たり前ですが、わたし達が担当している製造工程においては組み上がった装置が正常動作するとは限りません。例えば、使用している部材に肉眼では認識できないような傷が付いていても、またはボルトを締めるトルクが僅かに足りないような場合も装置は意図通りには動いてくれません。そう言った高い精度が要求される装置が組み立てた後、要求仕様通りに動作した時、大きなやりがいを感じます。

また、一人で一台の装置を担当することにはプレッシャーもありますが、その分、計画通りに完成させることができた時には達成感を得られると共に、自分自身が成長できたことを強く実感することができます。

 

Q. これからの目標を教えてください。

装置の組立では、同じ装置を複数台製造しているためリピート作業も多く存在しますが、日々の当たり前と思っている作業が本当に最善のやりかたなのか?そんなことを多角的な視点で捉え、生産性を弛まず高めていけるようになりたいと考えています。

また、変化を恐れず新たな考えや仕組みを取り入れ、自分のものにしていけるビジネスパーソンに成長したいと考えています。そして、自身が備えることができたマインドやノウハウをチーム全体に波及させ、お客様から更なる信頼を得られるような集団に成長させていきたいと考えています。